家族葬の作り方

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家族葬は会葬者が身内に限られ、その規模も必然的に小さくなりがちなため、いざ葬儀をやってみると「なぜ、こんなに質素な葬儀にしたのか？」という不満が身内からも出てくることがありますが、そんな時に「後悔のない最善の葬儀にしました」と自信を持って言えるように、準備の段階から理想の葬儀をイメージして進めていくことが大切です。大切な人がなくなり、悲しみに暮れている最中ではありますが、葬儀社に言われるままなんとなくで決めていくと、遺恨を残すことになりかねませんので、ここは頑張り時なのです。自信を持って「我が家らしい葬儀」ということを伝えることできっと親族からの納得も得られることでしょう。

家族葬では、招待した人の数がそのまま葬儀全体の参列者数となり、葬儀の規模となります。なお、葬儀社が提示するプランには10人〜30人といったような括りでプラン料金が提示されていますが、この人数に縛られる必要はありません。その人数の増減によって、費用も増減します。具体的には、会葬者をもてなすための飲食物がありますが、通夜の後の通夜振る舞いと火葬の後の精進落とし、というものがありますが、人数分の費用がかかってきますので、それだけ費用はプラスされることになります。また、人数によっては会場の大小が変わるため、それによって費用が増減します。また、参列していただいた方には香典のお礼として返礼品を渡しますので、これも人数分が必要になります。

家族葬は小規模で行いますが、だからと言って質や格が落ちた葬儀ということではありません。むしろ、家族らしさという思いが、葬儀の質を担保してくれることでしょう。